中核市とは
中核市とは、地方分権を推進することを目的として、平成6年の地方自治法改正(施行は平成7年4月、指定開始は平成8年度)により創設された都市制度です。
中核市は、指定都市以外の都市で規模・能力が比較的大きな都市について、その事務権限を強化し、できるかぎり住民の身近で行政を行うことができるようにして、地域行政の充実に資するように設けられました。
中核市となるための現在の要件は、人口が30万人以上であることです。
中核市になると保健所が処理する事務、民生行政、都市計画等及び環境保全行政に関する事務権限が都道府県から移譲され、事務処理期間が短縮され、迅速で効率的な、より良い市民サービスを受けることができることとなります。
奈良市は平成14年4月1日に全国で29番目の中核市となりました。